未来宣言

栄えある50周年にあたり、私共「チーム長崎短期大学」は、ここに、3つの未来宣言をいたします。教育機関として、当たり前に継続しなければならないこと、そして、時代の変化を見据えて改革しなければならないことを、今一度、ここで確認し、教職員一同、地域の皆さまに、愛され信頼される教育機関として一意専心、努力してまいります。


「Students First いつも学生のために」

言うまでもなく、学校は、まず、そこに在学する学生のためのものです。一人一人の学生が、職場や地域社会の支え手として,自立して生活できる力を身につけることができるよう、学生目線に立った、丁寧な教育を行ないます。
本学の教職員達は、効果的な教育内容・方法や、適切な就職支援や生活指導を求めて、自らの能力を高めることと、チーム連携の下に学生支援に当たることに、努力しています。創立者安部芳雄先生は、学生と教員が共に学び、高めあう「師弟同行」を教育の理想とされました。その理想は、50年の時を刻んだ現在にも伝えられ、本学の教育の根幹、つまり、教育の「不易」の部分として、将来に引き継がれていきます。


「With Community 地域と共に これまでも これからも」

これまでも地域の皆さまには、卒業生の就職先や実習先としてお世話になりました。また、地域に開かれた短期大学として、公開講座の開催や、地域のボランティア活動等への学生や教職員の参加も積極的に取組んでおります。
長崎短期大学は、今、新たな地域との連携を模索しています。教育課程に大幅な改革を行い、地域での学び(地元佐世保をフィールドとした学外学修)を正課の授業に取り入れています。このプログラム活動の中で、学生は地域の方々から多くのことを学びました。地域に学生は育てられていることを実感しています。地域で学んだ学生を、地域にお返しして、彼らが地域を支える人に成長することは、本学の教育の目標です。そして、若い彼らの感性が地域活性化の種になることを願います。これからも、地域との多様な連携にチャレンジしてまいります。


「Think Global 国際化を引き寄せて」

本学には東南アジアを中心に、7か国70人の留学生が在籍し、食物科や国際コミュニケーション学科で勉強しています。地域活動にも、積極的に参加しています。
今後、短期大学も含めて高等教育機関の国際化は、国の政策としても益々進んでいくことでしょう。長崎短期大学は、これまで培った国際交流の実績をもとに、国際色豊かな街、佐世保の地で、本学らしい、地に足つけた国際化に取組んでまいります。


「Students First いつも学生のために」
「With Community 地域と共に これまでも これからも」
「Think Global 国際化を引き寄せて」

次の50年にむけて、チーム長崎短期大学は、学生のために、地域のために、国際的視点に立って、確かな歩みを続けてまいります。

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