令和元年度卒業証書学位記授与式、修了証書学位記授与式を挙行しました
2020年3月19日
令和2年3月7日(土)長崎短期大学卒業証書学位記授与式、修了証書学位記授与式が本学にて挙行されました。
新型コロナウイルスの猛威が世界を覆いつつある中、日本国内では休校や集合型イベントの自粛要請がなされ、本学においても保護者やご来賓の方々にご臨席をご遠慮いただき、卒業生と教職員のみの参加による縮小版での実施となりました。
お子様の門出の時を一緒に過ごすことができず、大変残念な思いを持たれたこととお詫び申し上げます。
そのような中、本卒業式にて新たな門出を迎えたのは、本科卒業生217名、専攻科修了生10名の計227名です。
式中は全員がマスクを着用しながらも、この日のために準備してきた思い思いの晴れ着に身を包み、期待と決意に燃えた眼差しで式に臨んでいました。
各学科総代が代表して学位記を授与され、鎮信流茶道初歩伝伝授や、学長賞、各協会賞、特別功労賞がそれぞれに授与されたのち、卒業生代表として壇上に立った林なぎさん(国際コミュニケーション学科)が挨拶を述べられました。
林さんは、今回このような状況下卒業式が挙行されたこと、不安と期待を抱きながら本学へ入学し、今日にいたるまで彩りを与えてくれた様々な出来事と、それらを支えてくれた友人やご家族への感謝を述べられました。
そして楽しいばかりではなく、大変だったことや反省したいことなどについても、それらは忘れるべきではなく記憶に留め、経験した一つ一つが「なりたい自分」に成長するための糧となることを信じていると力強い言葉で締めくくりました。
2年間の就学期間の中での様々な経験を経て、いかに力を蓄積し、或いは新たな力を獲得して新しい時代を担う人材として成長させ得るか。短期大学という高等教育機関にはその役割が求められており、林さんの言葉はまさにそれらを体現した立派なものでした。
本学での教育を糧に専門職や一般職で活躍する者、本学での学びを基盤とし更に学びを深めようと進学をする者、様々ではありますが、皆この言葉を胸に新たな一歩を踏み出し、なりたい自分を目指して自分を磨き続けていかれることを期待しています。
ご卒業された皆様、本当におめでとうございました。
※卒業式当日の、理事長告辞、学長式辞、卒業生代表挨拶の文章をPDF化して掲載しております。
・学長式辞