2023 年 9 月 20 日(水)に長崎短期大学国際コミュニケーションコースの留学生 1 年生 と九州文化学園小学生の 4 年生の皆さんの

「異文化交流学習」が実施されました。

その交流学習会の最後に食物栄養コース2年生7名の学生が作成した給食を小学生の皆さんに提供しました。

当日の献立は「ベトナム風フォー、フィリピン風春巻きルンピア、タグッピュ、牛乳」で、この給食は、1.留学生の出身国の料理を

日本の食材でアレンジした料理、2.使用した食材はSDGｓfriendly なものを使用して作成する、という2つの特長ある給食でした。

献立の一部を紹介すると、ベトナム風フォーは、麺にくずきりを使用しました。このくずきりは賞味期限が短く店頭販売することが出来なくなったもので、フードバンク協和様から頂いたものを使用しました。フォーのスープがくずきりの麺と馴染むように、味付けも色々と工夫しました。

フィリピン風春巻きのルンピアは、規格外で出荷できない野菜を農家さんからいただき、細かく刻んで混ぜ込みました。小学生でも食べやすいように、ソースは甘めの味付けにしました。

給食の前には食育指導も実施しました。学生達はプレゼンテーションの技術、調理技術等をフル活用して、今回の活動を実施しました。

小学生のみなさんからの「美味しかった！！」留学生からの「私達も給食食べたかった！」とたくさんのうれしい感想がいただけました。

今回の活動を通して学生達はイベントの企画方法を学び、チームワークもより強いものとなりました。今回交流学習会にお声がけいただき、また給食提供のためにご尽力くださいました九文小学校の皆様、国際コミュニケーションコースの皆様、フードバンク協和様をはじめ多くの皆様に感謝申し上げます。