令和6年度「長崎短期大学第48回茶道大会」を開催しました
2024年12月16日
令和6年12月8日(日)、本学にて第48回茶道大会を開催いたしました。
今年のテーマは「桜梅桃李(おうばいとうり)」。桜、梅、桃、李(すもも)の花がそれぞれの個性を発揮して美しく咲くように、参加した学生たちは茶道を通じて自分らしい「おもてなし」の心を精一杯に表現しました。
本大会には在学生の保護者様や恩師の先生方をはじめ、県内高等学校茶道部の先生・生徒の皆さま、卒業生、そして地域住民の方々など多くの方にご参加いただきました。
学生たちは2年間の学びの集大成として、濃茶席・立礼席では亭主・半東の学生が堂々とお点前を披露し、接待の学生たちは心を込めてお菓子とお茶のお運びを行いました。また、水屋を担当した学生たちは濃茶や薄茶を丁寧に点て出しを行うなど、学生と教職員が一丸となり、会場全体に和やかな雰囲気を作り上げることができました。
特に濃茶席や立礼席でお点前を披露した学生たちは緊張しながらも、所作や道具、床の説明までを立派にやり遂げ、学びの成果をしっかりと示すことができました。
ご参加いただいた皆さまからは、たくさんの温かいお言葉をいただきました。
「卒業生でもあるので、お点前を見ながら『そうそう』『懐かしい』という思いで拝見しました。和やかな場づくりをされていて、楽しめました」
「初めてのお茶会で、娘がお茶を点てさせていただき、とても緊張しましたが、美味しくいただくことができました。この2年間での学びを見せていただき、学校全体での取り組みに感動しました」
「どちらの席でも初めての経験をさせていただきました。素敵な所作に癒される時間でした。若い方を見習いたいと思いました。茶道への憧れがあり、この年でも学べる場があればぜひ参加したいと思います」
茶道大会は学生たちが学んだ成果を発揮する場であると同時に、地域との絆を深める象徴的なイベントでもあります。
次年度の茶道大会はさらに充実したものとなるよう、学生・教職員が一丸となり準備を進めてまいります。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。