【国際交流】長崎短期大学第36回茶道大会
2012年12月12日
回を重ねること今年で36回目となる本学茶道大会も盛会のうちに終了いたしました。12月9日(日)にご臨席頂いたお客様には改めてお礼申しあげます。
地域にあって、地域に育てられる短期大学として日頃の学習の成果を地域の皆様にお披露目する本茶道大会はすっかり佐世保の街の冬の風物詩となっております。日本人学生による濃茶席、立礼(薄茶)席に加えて、1996年度から韓国は釜山女子大学による韓国茶席が設けられました。
また、2007年度より中国福建省の厦門大学嘉庚学院と台湾基隆市の崇右技術学院が交互に来日して茶芸をご披露されました。そして、本大会には中国有数のお茶の産地である浙江省杭州市より浙江樹人大学が初めてお越しになられました。
広い中国でおそらく唯一であろう茶文化学科を有する浙江樹人大学はすでにお茶を通じて釜山女子大学との交流を持たれております。本学園とも系列の長崎国際大学に今年8月にお越しになり茶道体験をなさっています。
そういった縁もあり、本大会にお越しいただき本格的な中国伝統茶芸をお披露目頂きました。
茶も国際化の一途を辿っておりますことも、主催者である本学にとりまして大きな喜びであります。
大会終了後はお点前を披露した充実感をそのままに、日中韓の学生による歓迎交流会が開かれSNS等の連絡先を交換し、今後の再会を誓っていました。
今年も残すところわずかとなりました。来たるべき新年が皆様にとりまして輝かしいものとなることを心よりお祈り致します。