令和元年6月1日（土）、本学のカルチャーホールにて「第3回市民公開講座」を開講しました。

今回は、16名の地域の方々にご参加いただき、「子どもの発達と障害～かかわりから支援へ～」と題し、保育学科の藤野 正和講師に講演いただきました。

当講座ではまず、発達とはなにかというところから始まり、重症心身障害児に関する研究やWHOの定義などを踏まえ、子どもの発達についてや発達障害についてわかりやすく説明されました。

また、かかわりから支援へというテーマにおいては、実際に藤野先生が臨床心理士として発達障害の方々を支援した際のエピソードについて話され、支援を行うにあたって相手との関係性や置かれた環境が非常に重要であると述べられました。

本学は、合理的配慮の提供ということで、個々の学生の教育的ニーズに応じた支援を行うため、組織的かつ総合的な就学支援に取り組んでおりますが、障がい学生を含むすべての学生が有意義な学生生活を送れるよう、環境整備をより一層進めてまいります。