長崎短期大学 大学教育再生加速プログラム (AP)
Nagasaki Junior Collage Acceleration Program for University Education Rebuilding : AP
AP 当大学の取り組みについて
クォーター制を導入し、地域を支える中堅人材を育成
学事暦をクォーター制(1年4学期制)に組み替え、2年間を8つのターム「準備・導入・実践・検証・定着・応用・発展・完成」に分けて段階的に教育を行います。その中で学習効果を定着させるために、1年次8月~11月の「実践(ギャップイヤー)」では「地域体験」や「海外留学」、「国内外のインターンシップ」などを体験します。そこで得られた知識や経験を、佐世保市と連携した”Awesome Sasebo! Project”として展開し、地域に密着した課題解決型学外実習に取り組みます。以後のタームでは学問的な定着を図る科目を配置し。学生自身が問題を発見し、学問的に解決していく力を身につけるとともに、学生が地域とつながることで、地域を支える中堅人材を育成します。
1年次を「準備」「導入」「実践」「検証」の4タームに、2年次を「定着」「応用」「発展」「完成」の4タームに分類。このクォーター制によって学生が国内外の多様な体験活動へ効果的に参加できるほか、短期集中型授業によって学習効果が高まり、同時に段階的な学びで学生の「今なにを学ぶのか」という意識付けを明確にできるメリットが生まれます。
「Awesome Sasebo! Project」実施に当たって本学は平成27年5月に佐世保市と包括協定を結んでおり、佐世保市と協同で地域活動を行う予定です。今までも佐世保市特産品を使った料理やお菓子の開発を手掛けていますが、今年度は佐世保市観光物産課やコンベンションセンターとも交流の機会を持ち、地域と連携した教育課程を構築します。
1年次の8~11月を「実践(ギャップイヤー)」に設定し、各学科の特性に即した学外実習を行います。たとえば食物科は収穫野菜を用いたワンデイレストランなどを、保育科は「佐世保見聞録」や高齢者の地域支援を盛り上げるボランティアなどを実施。国際コミュニケーション学科は離島や商店街での地域振興活動のほか海外留学、国内外インターンシップなどに取り組みます。
本学は佐世保青年会議所とも連携協定を結んでいます。次代を担う地元企業の後継者の方々とコミュニケーションを図ることで、学生には魅力的な企業が佐世保市にも多いことを認識してもらい、地元就職を促します。国際コミュニケーション学科では、企業と連携した教育課程を構築します。
事業の成果
【定量的な数値目標の達成状況】27年度 | 28年度 | 29年度 | 30年度 | 31年度 | |||
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実績 | 目標 | 実績 | 目標 | 実績 | 目標 | 目標 | |
①長期学外学修プログラムに参加する学生の割合 | 27% | 25% | 37.9% | 50% | 69% | 75% | 90% |
②長期学外学修プログラムを経た学生のGPA | 2.84㌽ | 2.7㌽ | 2.7㌽ | 2.8㌽ | 2.6㌽ | 2.9㌽ | 3.0㌽ |
③退学率 | 4.6% | 3.0% | 3.0% | 3.0% | 2.4% | 3.0% | 3.0% |
④学生の授業外学修時間(1週間あたり) | 6時間 | 16時間 | 5時間 | 20時間 | 5時間 | 24時間 | 28時間 |
⑤進路決定の割合 | 95.3% | 97.0% | 98.6% | 99.0% | 99.6% | 100.0% | 100.0% |
⑥学生が企画する活動数 | 12件 | 14件 | 14件 | 15件 | 28件 | 16件 | 18件 |