保育専攻 実践教育・ゼミ
- 保育学科保育専攻では、保育所実習・施設実習・教育実習の他、子育てに関わる施設・障がい児の療育機関・児童相談所・少年刑務所・外国人幼児のための保育施設・近隣自治体主催イベントなど様々な施設・機会でのボランティア活動や訪問、学科独自の企画催しなどを積極的に行っています。こうした交流の場を活かし保育士や幼稚園教諭として、保育・教育現場で出会う様々な問題に対応できる力を養うことや、子どもとの豊かなコミュニケーションを実現するための応答力を身につけることなど、実践的な保育技能の習得を目指しています。
人間的交流を基盤とした「実践教育」
国際交流プログラム
- ネイティブスピーカーの教員による少人数制の授業を実施。英語圏の幼児と自由に会話ができることを目指し、総合的な英語力の強化を図ります。また、授業で習得した力は、国際交流ボランティアの足がかりともなります。
地域交流プログラム
- 地域の子どもたちとの交流を目的とした秋の発表会。保育専攻にはマーチング・オペレッタ・ダンスの3つの保育系クラブ活動があり、この発表会に向けてそれぞれのクラブが学生一丸となって、精力的に練習を重ねていきます。
- 佐世保市および近郊の幼児や児童を対象に「つくってあそぼう」をテーマに多彩な造形活動を年8回開催します。学生たちはこの交流の場を通し、保育者・幼稚園教諭として実際の保育現場での対応力を身につけていきます。
- 佐世保市主催の子育て支援事業「わんぱくひろば」、佐世保市四ヶ町商店街主催の「きらきらフェスティバル」、大学生少年警察ボランティア、アルカス佐世保クリスマスイベント託児所ボランティア、知的障がい者厚生施設ボランティアなど、地域の様々な社会活動に積極的に保育専攻の学生たちが参画しています。
- 保育者資格と幼稚園教諭二種免許状に必須の総合演習(ゼミナール)では、専任教員による10分野のゼミナールを開講。それぞれの専任教員のもとで関心の深い分野を学び、1年間の研究活動を卒業研究として発表します。
- 28年度研究テーマ
-
• 造形を通した子育て支援
• センス・オブ・ワンダー
• 子どもの健康と運動遊びについて考える
• 地域の子育て環境について考える~地域交流・フィールドワークを通して~
• 保育における音楽教育を考える
• 子どもとあそびについて
• 子どもの育つ保育環境
• 人とつながる心理ワーク
• 長崎短期大学ヴァーチャル幼稚園
• 子どもの心の発達と障害について
• 子どもと保育者の関係性について
保育学科で学んだ集大成「ゼミナール」
保育専攻では、一人ひとりのレベルに合わせて、個人指導によるピアノレッスンを実施。入学以降にピアノを始めた学生でも、2年間で保育の現場に必要なスキルを身につけることが可能です。バイエル80番のマスターを目標とし、様々な童謡の弾き歌いや簡単な伴奏づけ(コード進行法)の技術も習得。保育の現場から望まれる演奏技術を学んでいきます。専任教員による音楽理論、音楽表現・リトミックなどの体系的授業をはじめ、保育現場で重視される音楽指導力育成のためのカリキュラムが充実。さらに学内には、学生がいつでも練習できるよう、防音仕様のピアノレッスン室を完備しています。