「保育学特別演習」授業において小値賀町でフィールドワークを実施しました
2024年11月15日
令和6年10月25日(金)~27日(日)、長崎県北松浦郡にある小値賀町において「保育学特別演習」のフィールワークを実施しました。
この授業は小値賀町の喫緊の課題である保育士確保対策の取組として、包括連携協定に基づき本学と小値賀町との連携により、保育学科1年生を対象(選択科目)に、小値賀町での保育課題を学ぶため、実際に小値賀町でのフィールドワークを含めた体験型の学びを行うものです。
今年度は、保育学科1年生17名が選択履修し、事前学習として、WEBで小値賀町の概要説明やオリエンテーション、長崎県の離島について理解を深め、フィールドワークに臨みました。
初日は高速船の欠航により、早速行程の見直しが生じましたが、小値賀こども園での園児との関わりやおもちゃづくり、地域住民有志で実施されたハロウィンパレードに参画させていただく機会をいただき町民の皆様と交流を深めました。
学生はそれぞれに、事前学習や準備の成果を発揮し、積極的かつ真剣に取り組む姿勢が随所に見られました。事後アンケート、実習後に提出させたレポートからは、自らの体験を通じて、小値賀町の自然や魅力を感じたことや、役場職員、こども園教職員、子育て中のお母さん方、宿関係者の皆様の優しさに触れ、全員が再び小値賀町を訪れたいと回答がありました。
今後、町長を本学に招いて、振り返りを実施する予定です。今回の実習にあたり小値賀町様から保育士確保対策事業より交通費、宿泊費など学生の経済的負担が生じない多大な補助金をいただき実施することができました。
お世話いただきました町職員の皆様、こども園の先生方に心から感謝申し上げます。