令和7年度 第58回 長崎短期大学 卒業証書学位記・修了証書学位記授与式を挙行しました
2025年3月11日
令和7年3月7日(金)、「令和7年度 第58回 長崎短期大学 卒業証書学位記・修了証書学位記授与式」が本学体育館で挙行されました。
晴れやかな春の日差しのもと、地域共生学科123名、保育学科70名、専攻科保育専攻4名の卒業生が新たな一歩を踏み出しました。本学の全学科の学生が集い、厳粛かつ温かい雰囲気の中で卒業を迎えました。
本式典には同窓会(朋友会)会長の前田 克之様をはじめ、多数のご来賓をお招きし、盛大に開催することができました。
安部直樹理事長の告示では、
卒業や反抗のありし日。皆さんの心の中には、2年間の学生生活を振り返りながら、先生方への反抗や友人とのトラブル、校舎での出来事など、さまざまな思いがよぎっているのではないでしょうか。しかし、今となってはそれらすべてが懐かしい思い出の一コマです。春の息吹を感じるこのよき日に、卒業を迎える197名の皆さん、本当におめでとうございます。私は皆さんに「花半開」という言葉を贈ります。花が満開になった時が最も美しいと思われがちですが、満開になった花はやがて散る運命にあります。皆さんの人生もまた、常に満開である必要はなく、挑戦し続けることに意味があります。失敗を恐れず、成長し続けてください。これからの人生が、皆さんにとって実り多きものとなることを願っていますと述べられました。
安部恵美子学長の式辞では、
長い冬が終わり、春の訪れを感じるこの日、卒業証書・学位記を授与された197名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんはこの2年間、目標に向かって懸命に努力し、それぞれの専門分野で多くのことを学びました。地域共生学科の皆さんは、栄養・製菓・介護・国際コミュニケーションなどの分野で実践的な知識と技術を身につけました。保育学科の皆さんは、子どもたちの成長を支えるための専門性を深めました。そして、専攻科保育専攻の皆さんは、保育者としての高い実践力を養いました。この学びの経験は、これからの社会で皆さんが活躍するための礎となるでしょう。困難に直面したときこそ、ここで培った知識と経験を活かし、挑戦を続けてください。皆さんの未来が輝かしいものとなることを心より願っていますと述べられました。
前田克之同窓会会長による来賓祝辞では、
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。そして、ご家族の皆様にも心よりお祝い申し上げます。皆さんはこれまでの学生生活の中で、授業や行事を通じて多くの学びや経験を得てこられました。その経験は、これからの人生において大きな支えとなるはずです。これから社会に出る皆さんは、時に困難に直面することもあるでしょう。しかし、その困難は皆さんに乗り越える力があるからこそ与えられたものです。どうか自分の可能性を信じ、前向きに挑戦し続けてください。皆さんの未来が実りあるものとなるようと激励の言葉が述べられました。
地域共生学科国際コミュニケーションコースの吉原結衣さんによる卒業生代表挨拶では、
冷たい風の中に春の訪れを感じる今日、このように素晴らしい卒業式を挙行していただき、誠にありがとうございます。また、ご多忙の中ご出席いただきました学長先生をはじめ、すべての皆様に卒業生一同、心より御礼申し上げます。思い返せば、2年前の入学式の日、まだ慣れないスーツに身を包み、希望と不安を胸にこの場に座っていました。それからの2年間で、私たちは多くのことを学び、かけがえのない仲間と出会い、大切な思い出を作ることができました。先生方、事務職員の皆様、私たちの可能性を信じ、温かくご指導いただきありがとうございました。どんな時も励ましの言葉をかけてくださり、成長の機会を与えてくださいました。そして、共に過ごした仲間たちへ。皆と出会えたこと、一緒に笑い、悩み、成長できたことは、何よりの宝物です。これからそれぞれの道を歩むことになりますが、学んだことを胸に、自信をもって前へ進んでいきましょう。最後に、私たちを支えてくれたすべての方々へ感謝の気持ちを込めて、卒業生代表として御礼を申し上げます。本当にありがとうございましたと述べられました。
本学での教育を糧に専門職や一般職で活躍する者、本学での学びを基盤とし更に学びを深めようと進学をする者など様々ではありますが、新たな一歩を踏み出し、これから活躍していく姿に期待しています。
ご卒業された皆様、本当におめでとうございました。
(卒業証書・学位記授与および修了証書・学位記授与 総代)
(鎮信流茶道初歩伝免許状 取得者代表)
(学長賞)
(特別功労賞)
(各種養成施設 表彰) (卒業式の様子)