留学生が波佐見町でクラフトツーリズム研修を行いました

令和6年8月26日から28日までの3日間、国際コミュニケーションコース留学生2年生が、波佐見町のものづくり産業を体験しながら学ぶ、クラフトツーリズム研修を行いました。

 

本学から参加したのは、学生17名と教職員4名です。長崎国際大学や立命館アジア太平洋大学からの10名の参加者との交流も深めながら、波佐見町の伝統産業の歴史や文化、技術等について学びました。

 

研修初日は、株式会社高山の代表取締役社長である小林様より、波佐見町のものづくり産業やクラフトツーリズムの取り組みについて講義を受けた後、波佐見焼の工場見学を行いました。

 

その後、波佐見町の皆様のご指導の下、地元の農産物をふんだんに使ったピザづくりを体験し、昼食にいただきました。

 

午後からはろくろ体験を通じ、陶器作りの楽しさと難しさを学びました。

 

2日目は、波佐見町歴史文化交流館にて、波佐見焼の歴史と発展を学んだり、食品サンプルのミニパフェ作り、陶器への絵付け体験等、盛りだくさんの一日でした。

 

午後からの「べんざら鑑定団」は特に好評で、川に入って波佐見焼の破片を探し、学芸員の中野様に鑑定していただきました。

 

今回見つけた中で最も古かったのは、なんと350年前のもの!最後に、お気に入りの一片を使ってアクセサリーを作り、波佐見焼の歴史を肌で感じることができました。

 

最終日は、藤田鋳込所にて、波佐見焼の製造過程である「鋳込み」の技術について学び、鋳込み型を再利用してオリジナルのキャンドルホルダーを制作しました。

 

「はっきり見えるデザインを考えるのが難しい」と話している学生もいましたが、楽しみながら集中して取り組めました。

 

そしてこの日の昼食は、手打ちそば!小林社長の手ほどきを受けながら自分で作ったそばを味わいました。

 

中には、そばが苦手だった学生もいましたが「自分で打ったそばは全然違う!おいしい!」と笑顔があふれていました。

 

最後は、お世話になった波佐見町の6名の方との交流会を行いました。3日間の感想や普段のお仕事、留学生の母国や生活等について話し合い、お互いについてより理解を深めることができました。

 

波佐見町の様々な産業を体験しながら、技術の継承や発展に向けた新たな取り組みについても教わる貴重な機会となりました。

 

研修でお世話になったすべての皆様にあらためて感謝申し上げます。

 

今回の研修で学んだことは、各自の母語や得意な言語で体験レポートとしてまとめ、波佐見町の魅力を世界中に発信していく予定です。

 

その他にも、長崎短期大学での2年間で留学生は様々な学外活動に挑戦しています!!

 

活動の内容は、国際コミュニケーションコースのInstagramアカウント【njc_globalcommunication】にて紹介しています。

 

今年度より留学生だけでなくコース全体の情報も発信しています。ぜひご覧ください!

 

   

 

  

 

 


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