第40回「幼児のための音楽と動きのつどい」を開催しました

令和6年11月20日(水)・21日(木)にアルカスSASEBOイベントホールにて、本学保育学科2年生による「幼児のための音楽と動きのつどい」が開催されました。

 

このイベントは、「総合保育技術」の授業の集大成として、地域の子どもたちや保護者の皆様、地域の方々に「オペレッタ」「吹奏楽」「ダンス」「ピアノ連弾」などの多彩なパフォーマンスを楽しんでいただく場であり、保育者を志す学生たちが身につけた表現技術を通じて、笑顔と感動を届ける発表会です。今年は40回目の記念開催となり、2日間にわたって公演を行い、保護者の皆様や地域の子どもたちへ感動と笑顔を届けることができました。

 

20日(水)の1回目の公演には一般のお客様と保育学科2年生の保護者の皆様、21日(木)の2回目の公演には認定こども園九州文化学園幼稚園および三川内保育園の園児たちと九州文化学園高等学校の生徒の皆様にも参加をいただきました。

 

吹奏楽は子どもたちに人気のあるアニメソングの演奏を行い、オペレッタ「森は生きている」では子どもたちをオペレッタの世界へと誘いました。ピアノ連弾では「ジブリの世界」で子どもたちはピアノの曲に合わせて歌っていました。ダンスは子どもたちも学生と一緒に会場で踊っていました。保育学科の学生は保護者の皆様や子どもたちの前で学習成果を発表し、反応を生で感じることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 

実際に参加した学生からは以下の感想が述べられました。

 

〇吹奏楽部門(保育学科2年:森永さん)

『本番での発表では子どもたちが知っている曲を演奏に合わせて歌ったり、踊ったりしてとても楽しそうな表情を見ることができて嬉しかったです!曲順も本番前日まで変更があったりしましたが、私たちが納得のいく演奏ができたと思います。本番までの準備で大変だったことは、1週間に1回の短期間の練習であったため、吹奏楽初心者の学生のパート編成や指導方法など、どのように教えたらいいのかわからず苦戦しました。この活動で学んだことは、子どもたちに伝わるようにわかりやすい言葉、私たちが保育者になった時に子どもにリズムなどの音楽のことを教えられるように学びました。』

 

〇オペレッタ部門(保育学科2年:山野さん)

『「森は生きている」という作品はこれまでのオペレッタとは違い、見慣れない物語であり、初めはうまくイメージがつかずに先生や仲間とたくさん話し合いを重ねて取組みました。今回、私が苦戦したのは気持ちを表現することです。台詞に合わせて気持ちをのせることが難しく、仲間と確認を行いながら、お互いにアドバイスをし合う日々が続きました。これらの経験を得て、自分の意見を持ち、相手にわかりやすいように伝えることが大切だと学びました。大変な中でも、和気藹々と進めることができたのは良い仲間がいたからだと心から思います。とても良い経験ができました!」

 

〇ダンス部門(保育学科2年:久野さん)

『ダンス音響担当、衣装担当、振り付け担当、リーダーを中心に踊る→確認→改善のサイクルで練習に取り組みました。見ている人がどう感じるか、楽しさをよりよく表現しようと立ち位置や振り付けについてお互い意見を出し合いながら進めました。人数が多く、完成に向けて全員のやる気を引き出すことが大変だったため、全員が納得のいく形になるまで話し合いを行いました。その中で、側転や波を表現するアイデアを出し、衣装についても手作りのブレスレットやバンダナを自由に作成することで個性的な世界観を表現できるようにしました。チームで取組む際に、一人ひとりが自分の意見を伝えながら互いの思いに寄り添うことが大切だと学びました!」

 

本イベントにご支援・ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

 

  

 

  

 


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