英語科のカリキュラムは、学生の卒業後の目標に合わせて、最も適当と思われる科目を配置しようと毎年改良を加えカリキュラムの改善に努力しています。就職を希望する学生のためには就職したい企業で求められる人材になるための科目や実習、留学を考えている学生にはTOEFLなど必要となる試験対策や留学先の文化を理解できる科目などを配置しています。 　ホテル、航空、旅行、放送などのサービス業界のスペシャリストを目指す人のために、ハウステンボスでのインターンシップや現役の専門家による実践的な講義を行うことにより、企業が求める人材を育てます。授業では、サービス業で最も必要とされるホスピタリティマインドを観光・サービス課程の中核とし、接客のエキスパート（教育コンサルタント）やホテルのエキスパート（現役のホテルマン）による、より実践に近い、より就職につながる科目を学びます。 会社が今欲しい人材は、即戦力になる人です。現在、世界的にも名を知られるようになったハウステンボス（ハウステンボス文化施設、ハウステンボスジェイアール全日空ホテル）で夏休み期間中の約１〜2か月間サービス業の実習を行います。約１週間の社員研修を受けた後、様々な職場で実際に接客業務を行います。ハウステンボス内外のホテルや文化施設で専門のスタッフの徹底した指導のもと、現場で働き、確実に働くことへの自信をつけています。実習参加者のほとんどが早期に就職が決定しており、スチュワーデス、グランドホステス、ホテル業など自分の希望した道に進んでいます。 　この課程においては使える英語、コミュニケーション英語に重点をおいてカリキュラムが編成されており、教室だけの授業ではなく外国人の多い街「佐世保」で、英語を実際に使う多彩なプログラムが用意されています。 　英会話は「習うより慣れろ」です。英会話の授業は、習熟度別に８〜１２名程度の少人数クラスに分かれ、英語を母国語とするネイティブスピーカーの先生により毎日行われます。二年間続ける事により、外国人と英語でコミュニケーションできる能力が身に付きます。 　英語の重要性が増し、幼稚園、小学校でも教えられるようになりました。将来、子供に英語を教えてみたいと考えている人に「児童英語教授法」、また、日本語を外国人に教えてみたいと考えている人に「日本語教育入門」など基礎から学べる科目を開講しています。オーストラリアで日本語教師補助の実習も経験できます。 　「英語」が街中にあふれている環境をうまく活用し、教室で学んだ英語を教室の外で使ってみるというプログラムを英語学習の一部として積極的に取り入れています。 　　外国人留学生を対象とした課程です。2年間を通して授業で日本語や日本文化を集中的に学びます。また、実際に日本文化を知るとともに自国の文化を紹介し国際交流を行うためにいくつかのコミュニティー活動に参加したり、小中学校を訪問したりして、日本語、日本語文化の理解を深めます。卒業後は、日本の4年制大学へ編入したり、大学院へ進学したり、日本国内外の企業へ就職したりします。 　　英語科では、毎年多くの留学生が日本人学生と共に学びます。21世紀は、アジアの時代と言われており、地理的には近くても、遠い存在だった隣国の学生と共に学び友達になり、相互に理解を深める絶好の機会となっています。欧米圏ばかりではなく、グローバルな国際的視野を広げることができます。現在まで、アメリカ、イギリス、ベルギー、中国、韓国、台湾、ベトナム、などの国々からの留学生が日本人の学生と共に学んでいます。 ■異文化交流課程 日本語会話A I〜F I　●日本語会話AII〜FII　●日本語表現法A I・II　●日本語表現法B I・II? ●日本事情概論　●日本事情特論 I・II　●日本文化論 ●ワープロ I・II　●OA機器実習 I・II　●コミュニケーション I・II　●スピーキング I・II ■英語コミュニケーション課程 ●スピーキング I・II　●コミュニケーション I・II・III ●リスニング I・II　●ライティング I・II 　●リーディング I・II ●英語演習 I・II・III・IV　●外国事情I・II　●英語学概 ●日本語教育入門　●国際時事問題　●児童英語教授法 ●外国文化事情 I・II・III・IV・V　●海外事情研究 ●比較文化論　●英米文学（教職）　●日本国憲法（教職） ■観光サービス課程 ●ビジネスマナー　●ツアーマネージメント ●実践コンピュータA B C D　●ビジネス英語 I・II 　●観光概論 ●国際旅行業論　●サービス産業論　●ホテルマネジメント ●インターンシップ　●ホスピタリティ論 ●大学教育入門 ●キャリアカウンセリング ●英会話 I・II・II ●第2外国語 I・II ●国語表現法 ●情報処理論 ●ワープロ I・II ●OA機器実習 I・II ●茶道文化 I・II・III・IV ●スポーツ実習 I・II ●社会心理学 ■教職科目 ●教育心理（教職）　●英語科教育法（教職）　●教育課程論・教育方法論（教職） ●教育原理（教職）　●総合演習（教職）　●教育相談（教職）　●事前指導（教職） ●教師論（教職）　●教職実践演習（教職）